RGV250 Γ VJ21A 今度は右バンクのトランス

先週左バンク点火用のCDI内部トランスを巻き直したけど、その後50km程度走って右バンクの点火系が不調になった。

昼の暑い時間帯に乗り出し、10kmほど走った所でパラパラと片肺気味の覚えのある挙動になり、またかと思ってタコメーター見ると、、

先週は純正メーターが変だったが、今週は追加タコメーター側が0回転を示す。。orz

間も無く完全に片肺になり、慌てて帰宅。幸い右バンク側の電気系トラブルなので排気デバイスは正常に動作しており、止まることなく125-負荷くらいのパワーで家まで走りきれた。

ここで早速CDIのトランス部を触ってみるが、先週と違ってどちらも熱くない、、ん?

てっきり今度は右バンク用のトランスがレアショートしたかと思ったが、違うのか?しばらくキーOFFで冷やし、再度エンジンかけると通常通りに戻っている。そのまま3分ほどアイドリングで様子見ていると、また右バンクが不調になる、でもCDIは特に異常な発熱も無いので先週とは具合が異なる。右バンクからパルス拾う追加タコメーターは0回転のまま、なので間違いなく右イグニッションコイルは仕事していない。イグニッションコイルが悪いのか?いやいや先週今週立て続けだし、やはりCDIが怪しい。なんせ先週左バンクトラブった時は最後は右バンクも点火しなくなったし、CDI内部の共通回路にも何らかの過負荷が加わったのは間違いない。

こうなったらとりあえず右バンク用のトランスも巻き直してくれるわ!

と、先週の慣れもあるので、勢いだけで採掘開始

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掘って、切って

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ついでにデカイ電解コンデンサーも採掘、1個しか無いので共通電源の安定化用と思うが、まあ古いしこの際交換する事にした。35V 1000μF 105℃品と識別出来たので同等品を仕入れて、

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もう一個小さな電解コンデンサーを発掘したけど、今はもういいそのままにする。

などと採掘進めていると、やってもた
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トランス付け根付近に実装されていたセラミックチップ抵抗を剥がしてしまう。幸いマーク識別出来たので、部品取り基板から流用する。10kΩだった。
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他にも怪しげな改造らしき抵抗が出てきたけど、こちらは無事に採掘してノーダメージ。

ちゃちゃっとトランス外して
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躊躇せずに殻を破り、線を解く

今回カウントしたら399回巻かれていた。

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またファンヒーターのコイルを流用して、今度は巻き始めの線に保護シールを貼ってから400回巻き、フェライトをエポキシで貼り付けて実装、剥がれたチップ抵抗も代品で補修し、電解コンデンサーも交換
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車体に仮付けしてエンジン始動。

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室内なので数秒しか確認していないが、とりあえず大丈夫っぽい。

でもって次回の採掘?に備えて今度はクリアコーキングで埋めた。
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少し放置し、表面が乾いたので車体に組み付け
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もう深夜なので本日はここまで、、そうこれは土曜の話