RGV250Γ VJ21A CDIとの戦い ここが変?、予備は必要

CDIの異常個所を探すため、疑似ニュートラルの通電状態でドライヤーで基板全体を炙ってみた。

3秒程度炙るだけでヒゲが消え、左右ともに振幅が狭くなる。

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次にアイサー、、は持っていないのでエアダスターを代用し部品を冷やす。エアダスターはそのまま吹けば冷気が出て、ひっくり返して吹けばアイサーの如く液体が出て一気に冷える。液体の場合は急冷すぎて結露し、その水滴があらぬ抵抗になりダメージ与える危険性があるので、今は冷気だけにする。

変化の起きる部品を探していると、このトランジスターらしき部品に辿り着いた。

ここにほんの一瞬エア吹くだけで一気にヒゲが出る。
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で、よく見ると部品の樹脂が欠けていた。。
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モールド剥がす際にやっちまったか?でも基本的に採掘は中央から外向けていたし、もし引っ掻いたら気付くと思うんだが、、

エア吹いたらこれ、
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で反対側に同等回路が無いか見るが、同じ部品は見当たらない。バスコークの下にあるのかな?もう少し採掘しないと分からない。

それよりここも気になった。
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青色のジャンパー線の下の方に泊カットしている部分がある。うーむ、これって設計変更してジャンパーで飛ばしてるってことか?よくわからん。

いずれにせよ欠けてるトランジスターらしき部品の品番が知りたい、試しに端子部を再半田したけど症状に変化は無い、捺印も読めないし、この部品は何だろうか、、困ったなあ。

とりあえずCDIは予備入手済、車体に付けて動作確認した物があるので、このCDIの出力をみてみた。

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同じ条件で観測、上が右バンクで下が左バンク
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なんか自分の壊れたCDIとは随分違うな。

CDIとの戦いはもう少し続けるけど、ひとまず車体には現状正常動作するCDIを付け、更にもう1つ予備CDIを入手したので動作確認のうえタンデムシート内に収めておいた。
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これで遠出も安心!、、いや、まだレギュレーター予備を持っていない、ちょい不安だ。。

そういえば安心のスパーダさんは何を隠そう予備CDIとレギュレーターを常設してる。やっぱ予備があると安心だわ。

CDIとの戦いはまだ続く、、