RGV250Γ VJ21A エンジン載せ戻し

先日車体下を見ると、またオイルが垂れており、臭い的に明かにエンジンオイルだった。。

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このJ205 SPエンジン、オイルポンプのオーバーホールも面倒だし、先日オーバーホールしたSTDエンジンを遊ばすのも勿体無いので、当初の予定通り元のSTDエンジンに積み戻し、SPエンジンのクロスミッションを移植することにした。

SPエンジンは先にミッションを抜いて軽くする。

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SPエンジンって、機関はSTDと同じだけどクラッチ板はSTD7枚に対しては8枚なのね。

左がSP、右がSTD

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とりあえずSPのクラッチも移植する。クラッチディスクはSPの方が厚みがあり減りは少なそうだが、フリクションディスクは焼けと摩耗が目立ち、これはSTDの方が状態が良かった。よってSPのクラッチディスクとSTDのフリクションディスクを使い、足りない分だけSPのものを使う。

ミッション抜いたら1人でも余裕で積み替え可能
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左がオーバーホールしたSTD、右がさっきまで積んでたSP
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ミッションとクラッチ抜いたらどっちも同じw

あとはオタフク抜き移植して、ついでに排気デバイスのスプリングもサビてたので新品交換、といっても部品はVJ22と統合され、入手した物は一巻き多く、若干バネ力も強い

右がオリジナル、左が今入手できるスプリング

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あと、ついでにマウントブッシュも後部と下部が劣化してスカスカだったので交換。

右が古いブッシュ

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古いブッシュは手で簡単に抜けたけど、新しいブッシュはそのままでは入らないので、シリコーンスプレーを薄く吹いてグッと押し込んだ。

あとはSTDエンジンを積んで、SPのクロスミッションクラッチを組み、クラッチカバーもSPの方が状態良いしウォーターポンプも綺麗なので、良いとこと取りで組み上げ

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あとリードバルブはSTDエンジンもSPエンジンも左バンクの上に来る面が口開きしていたので、これはJ205エンジンの弱点だね、とりあえずSPの右バンクから外した綺麗なリードバルブをSTDの左バンクに移植しておいた。

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あとはオイルポンプ調整して、エア抜きして、ギアオイルと冷却水入れて完了。

ここで現状の圧縮比確認

左バンク約1110 kPa = 11.3 kg/cm2

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右バンク1150 kPa = 11.7 kg/cm2

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まだオーバーホール直後でオイルが多いので何とも言えないな、、

その後エンジンは通常通り一発始動、メカ音が静かになった。(元に戻っただけだw)

試走した感じでは、やはりこのエンジンの方がのパワーもトルクもある。(リードバルブ変更の影響もあるかな?)これでクランクシールとかの不安材料も無くなったし、今年もよろしくお願いしますね♪

 

おっと走行距離魚拓忘れる所だった

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