RGV250Γ VJ21A 排気デバイス ブリーザー取り付け

車体入手時に1度軽く清掃した排気デバイス、当初縦向きの左バンクは大さじ2杯程度のオタフクソースのような残留液体と、横向きの右バンクはその4倍くらいの量の液体が出た。もしデバイス室内が液体で満たされると、デバイスを動かす際に液体が押されてバルブの隙間からエキパイ側に戻るんだろうが、これでは制御系に余計な負荷がかかる。仮に過負荷でもサーボが壊れないよう各デバイスのプーリーに負荷逃すスプリングが付いているが、古いのでサーボの樹脂ギアは多少なりとも劣化して強度落ちてるだろうし欠けたら面倒。乗らずに放置すれば液体が硬化して更に悪さすることになるはず。この機構はネットでも色々と悪評高い部分で、最悪はデバイス内のピンが傷んでバルブがシリンダー側に入り込むらしく、皆色々と対策されている。

頻繁に乗って清掃していれば簡単には壊れないと思うが、清掃の度にいちいちカウルして汚れないように準備してってのも面倒なので、ブリーザー付きのRG125Γ純正カバー(11240-19D20)に交換し、残留物を抜きやすくする。

カバーはモノタで注文し、ホースとバンドは近所のホムセンで入手した。キャッチタンクは別途考える。

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前回清掃後約850Km走行し、どの程度汚れているか確認する。まず下に配置されている右バンク、写真取り忘れたが床に受け容器を置いてカバーを開ける。前回のようにドバッと溢れることはなく、カバーのくぼみが丁度面一で満たされているだけで空間的にまだ問題なさそう。デバイスの動きに問題は無いので表面だけ清掃した。

次に左バンク、こちらは液体垂れるとエキパイやらが汚れるのでキッチンペーパーでエプロンかけて容器でスタンバイ。

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蓋を開けるが、溢れる程でも無く下のくぼみに若干溜まっている程度だった。
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バイスは汚れているけど動作に問題は無く、こちらも表面だけ清掃。

これならキャッチタンク無しでも1000Km毎目安に抜けば問題無さそう。てなわけでブリーザー付きカバーを付ける。ただ、穴の位置が気に入らないので
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ドリルで下面にも穴追加

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右バンクは横置きなのであまり関係無いが、左バンクは縦置きなので、なるべく下から抜きたい。
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後は右バンクは前にホースを繋ぐ方向で組み付け、左バンクは下にホースを繋ぐ方向で組み付ける。左右別々でホースを繋ぎ、どちらもアンダーカウルよりも出た位置までフレームに沿わせてタイラップで固定し、ネジ山が根元まで無いタイプのボルトを差し込んで根元をクリップで固定した。
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あとは1000Kmほど走ったら、このボルトを外してエンジンかけたら排気圧で抜ける事を見込む。