RGV250Γ VJ21A レストア18 フロントブレーキパッド交換
試走を終えてグッタリだ(ガス欠で2k程押したのが効いてる)が、フロントブレーキの効きがイマイチなので交換する。
パッドをよく見ると4枚中1枚だけスリッド3本で減りも多い
これは右のキャリパーで、パッド外そうとするが3本スリッドのパッドだけが何か引っかかって取れない。なんか変だがゴリゴリ何度か引っ張るとパッドの裏から異物が落ちて取れた。
裏の穴からパッドの破片が取れている
表は取れた部分が剥がれていた。これどこのメーカーのパッドだろうか?これだから3本スリット嫌い。まあ1本でも剥がれる時は剥がれるが、、
次に左キャリパーのパッドを外そうとプレート固定ボルト2本を緩めたら下側のボルトが1回転回した程度でポロリと落ちた。ボルトのねじ山なめてるし、キャリパー側も2mmほどねじ山欠損して穴になっている。まあパッド遊び止めプレートなので固定ボルト1本脱落しても支障無いけどアカンね。パッドそのものは特に問題なかった。
というか1枚だけパッド違う意味がわからない。残り3枚はまだ使えそうだがバランス崩すので廃棄。
ブレーキパッドはすでに前後とも入手済み、今回フロントに採用するのはエボリューションのEV-344D、1キャリパー2枚で¥980の安価パッド、当然2キャリパー分購入。このメーカーの信頼性は不明だが、1スリッドでスリッド裏面にホール無いのであまり心配していない。セミメタルなのでそれなりに効くかと期待。リアはコントロール程度なのであまり考えずに適当に購入した。
とりあえずキャリパーのピストンを少し出し、真鍮ブラシでサビを落としてシリコンスプレーを吹き付け押し込む。シールはオイル漏れなく動きもスムーズなのでそのまま使用する。新パッドのピストン当たり面に薄くモリブデングリスを塗り(下の写真は塗りすぎ、この後上のパッドと背面合わせて転写してから指でなぞって薄塗りする)
ピンおよびプレートをパーツクリーナーで洗浄し、薄くモリブデングリスを塗って組み付けた。左キャリパーのプレート固定ビスはとりあえず手持ちのまともなボルトに交換。
オイル量はパッド交換するのを見越して少なめに入れていたので、キャリパーからの戻りで丁度MAXになっている。
まだローターとの当たりが付いていないので効きは期待できないが、ちょっと様子見程度に試走してみたところ思いのほかよく効く!これで当たり付いたらもっと効くはずなので楽しみだ。