モンキーZ50J モンキーRフロントフォーO/H
かれこれ30年以上前に乗っていたDAXに組んでいたモンキーRのフロントフォーク、その後モンキーZ50Jに移植して以来今でも現役です。とはいえインナーチューブには点サビがあり、オイルシールも当時のままで、室内保管とは言え劣化も進みオイルは随分前からジワジワ滲んでいました。まあそのうちと思っていましたが、今が旬と判断してO/Hする事にしました。
インナーチューブはNSR50前期と共通、今でも外品なら安価に入手できます。オイルシール類も共用サイズで互換品があるのでNTBの物を選び、オイルはコスパの良いエクスターG-10を選択して共にアマでポチッと合計¥10,866-
純正インナーチューブ1本分の価格で一式揃うので文句なし。強度や精度求めるような走りはしないので、これで充分と思います。
まだオイルは届いていないけど、当日到着予定なのでとりあえず作業開始。
まずエンジンにフロアージャッキをかけて、あとはちゃっちゃとフォークを外してボトムのボルト抜いたらインナーチューブはスポッと抜けます。
ダストシールはマイナスで軽く外し、オイルシールはタイヤレバーで外します。
内部をパークリで洗浄し
新インナーチューブは思ったよりメッキも綺麗で一安心、でも内部は汚かったのでパークリでガッツリ洗浄しておきました。
新しいオイルシールは古いオイルシールを被せてプラハンでトントンと圧入し
まだオイル届いていないけど、Vガンに使ったWAKO'Sのフォークオイルを塗ってちゃちゃっと組み上げて
夕刻にオイルが到着したので
オイルを両方とも約132ccあたりを目安に
入れて
イニシャルアジャスター締めて出来上がり。
試走した感じではフォークとしては体感できるような変化なし。
ただ、あえてフルブレーキングとか色々フォークに負担かけたテスト走行したのだけど、今度はフロントブレーキに引きずりを感じるようになり、停車してフロント上げてタイヤ回したら重い…こりゃキャリパーもO/Hする必要があるな。まあ30年近く手を入れてないので、次はキャリパーO/H予定です。
それはそうと夕刻は涼しくなって良い季節が近づいてきた気がします。
さて、青春を共にして暫く放置していたこのバイク、あと何年維持できるかな?