最近ミッションを積み替えて1000km以上走行し、ギアが馴染むまでは初期摩耗も多いと思うので初回オイル交換実施。ドレンのマグネットにどの程度鉄が着いているかが気になります。
ドレン外してオイルを抜き、先端のマグネットを見ると
それなりに着磁性のある金属が付着しています。ほぼギアとドグの削れカスと思うし、写真では線状に見えるけどペーパーウエスで拭き取ると粒子の集まり、つまり鉄粉です。鉄粉が出るのはパーツ間の摩擦圧力にオイルが負けて油膜切れを起こし、金属同士が接触摩擦した証拠で、新品ギアなどは加工精度が高くとも接触面が馴染むまでは点接触部分が削れて当然なので想定内です。また金属片など異常な摩耗や破損は無いので問題なし。確認後マグネットは出来るだけクリーニングしておきます。、アルミパッキンは変形やクラックも無いので再利用します。ケース座面もクリーニングして取り付け
オイルの汚れは新油がこれで
対して廃油はこれ
1000km程度の割に煤汚れてる気もするけど、まあ容量も少ないし空冷なのでこんなもの。アルミ粉は出てないのでピストンの摩耗も気にする必要なさげです。腰上は20年以上前に武川のRステージを組んで以来1万キロ走ったか?といった程度、パワーフィルター(デイトナP.Aスーパーパワーフィルター47034)は付けているけど砂の粒子は通るので、シリンダーやリング等は多少消耗進んでいるはず、まあ今のところ白煙も無くオイルの減りも感じられないし、オイルは前回からG3 10W-30を使っていますが、何ら問題無いので今回も継続します。
オイル交換量は乾式クラッチなのでノーマルエンジンの600mlとは異なり500ml、車体垂直で500ml丁度入れてレベル窓の中央マークやや上。
1Lのオイル缶で2回交換出来るってのは気楽で良いです。さてオイルはG3で暫く様子見るとして、まだもうしばらく鉄粉出そうだし次回も1000kmでオイル交換して差を見るつもりです。