シグナスX 燃料ポンプオーバーホール
通勤快速の任務を解かれ2年待機状態のシグナスX、乗らずにシート被して半年に1回ほどバッテリー充電して数分エンジンかけていたが、先日久々にエンジンかけようとしたがかからない…
そもそもキーONにしても燃料ポンプの動作音がしない…ガソリンは2年前に入れたのが最後、そろそろ腐ってそうな嫌な予感はしていたが、つい放置したのが悪かったと反省。
とりあえずステップ下のポンプを樹脂ハンマーで軽く叩いてみるも動作せず完全固着です。
この車種の燃料ポンプはそもそも欠陥があり、インペラーが経年劣化で膨張して外枠に当たって停止するという曲者、自分の車両も昔症状が出て外品(カメレオンファクトリーの強化ポンプCPK400)に交換しています。が、やはり長期放置したらダメですね。あぁポンプ外すの面倒くさい。
次にカウル外して
ポンプ外したいんだけど、前回どうしたっけ？フレームが邪魔して外せない。
結局アンダーカウルとフロントカウルの一部を外してタンクをズラす必要がありました。
で、ポンプユニット外したらコレ
茶色の部分は飴の様にネットリベトベトです。こりゃダメだ。
で、ポンプ分解して
ケースの中も当然ベトベト
ポンプはインペラーを爪楊枝で優しく押しながら何度もキャブクリを吹き付けると、とりあえず粘りあるも動く様になり、灯油に浸けて12V繋いぐと徐々に回転速度が上がって動く様になりました。
あとはフィルターやら燃料センサーをキャブクリで清掃して
とりあえずポンプはオーバーホール完了。
次に燃料タンク、燃料は3Lほど入ってますが腐った臭いがキツい
とりあえず負圧吸引のオイルチェンジャーで燃料を抜くと
底に腐敗した何かがびっしり
こりゃ洗うしか無いな、という訳でタンク外して
ケルヒャーの家庭用高圧洗浄機でブシューっと
意外と綺麗になった
あとはブロワーで水飛ばして
一晩エアコンのかかった部屋で乾燥
翌日、ポンプ取り付け部の薄い錆をラストリムーバーで落として
後は組み立てるだけ
といってもスクーターってカウル類取り付けに手間かかるのよね。
まあ今日は思ったより天気いいし
とりあえず走らせたい。
そういえば他にもサイレンサーバンドが1本折れてるし
リアタイヤもパンクしてる。
パンクは数日でエアが抜けるレベルなので、とりあえず今エア入れれば今日は走れるはず。もう溝もないしパンク修理するより交換した方が良いな。。
とりあえずサイレンサーバンドの折れてる1本は振動でビビるので外して
スパーダから少し燃料を移して早速エンジンかけてみる。
ポンプの動作音は正常で普通にエンジンかかったので近所のスタンドまで走って燃料補給。
とりあえず燃料漏れ確認したいので満タンで
そして家まで1km程度の距離だが帰り道で突如爆音になるw
ってサイレンサー外れてますやんw恥ずかしい！とりあえず冷やして押し込んで帰宅…
とりあえず車でアップガレージまでバンド買いに走り
バンド交換してついでにオイルも交換しておいた。
そういえば駆動ベルトもまだ交換してないし、もう4万キロになるしそろそろ交換した方が良いよな…確か買い置きしてたと思うがどこ置いたっけ…
という訳で無事復活しましたが、シートもカビてきたし樹脂も白化が進んでます。
この機会にキチッとメンテしてあげようか、と考えながら10kmほど走っていつものプチツーポイントで一服。
やっぱり小型スクーターって快適でした。
帰宅後にステップのオプションを付けようと思ったら
これも劣化して黒いゴムが剥がれかけてる。
ふむう、次はコレ直そうか。。
