RGV250Γ VJ21A 燃料コックOリング交換とネジ穴バカ補修

保管時は燃料コックをOFFにしているのだが、どうも3〜4日ほど放置するとコックレバーが異常に固くなる。。車両入手時から少し気になっていたが、最近悪化してる気がする。コックの機能としては問題無いし、コックレバーからも目立ったモレは無い、まあジワっとは漏れてるんだろうけどね。

で、コックレバー部のOリング劣化で張り付いてるのか?と思い、サイズ調べて(内径9.8mm,、外径13.6mm )耐ガソリン性の高いフッ素ゴム系のOリングをモノタで注文した。

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10個も要らないんだが、まあ何か流用できるかもしれないし、安いのでOK

タンク内の燃料は多分5L程度の残量、タンク外して横置きにしても大丈夫なので

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コックレバー内部にスプリングがあるので、一応指で摘みながら下のプラスネジを外す。

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レバーグリグリして外し、Oリングを爪ではずす、この内面に傷つけるとモレの原因になるので注意
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外したOリング、特に硬化も溶けてもいないが、若干変形している。材質は何か不明。。

とりあえず新しいOリングに交換して
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スプリングと中のバルブの角度に注意して組み付ける
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ネジ締めて終わり。これで直ればいいんだが。。

 

で、次にネジ穴バカの補修だが、場所はタンク右後ろのフレーム部、

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ここは入手時からバカ気味で騙しだまし締めてきたけど、先日プラグチェックでタンク外して付けた際、晴れてバカになったw

アルミフレームに下側からクリンチングナット埋めてる構造かな?

とりあえずM6ピッチ1.0のリコイルで直せる肉厚はある、リコイルは安いけど丁度良いタップ持っていないし、インサータなんて作れるけど面倒なのでモノタでセットをポチっておいた。

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早速フレームのバカ穴裏を養生する、使うのはスプレーのキャップ

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これを穴の下に受け皿的に貼り付けておき、ドリルでバカ穴を抜く

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次にタップを用意して

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なるべく真っ直ぐになるように削り抜く

途中で固くなったら無理に進めず、少し戻して削りカスを落とす感じで進める
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これでリコイルサイズのネジ穴ができたので、インサーターにリコイルをセット(真ん中にピンが出てる方をインサーターの先に)する

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あとはネジ回す感じでM6のネジ山を再生したい部分(自分は面から奥1mmを狙った)までねじ込んで、逆回しでピンを折って完成

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一度ネジを通してピンのカスが引っかからないか確認し、問題ないので養生剥がしてゴミ掃除
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カスがタイヤ刺さったらパンクの原因になるからね。

で、あとはタンク付けて気持ちよ〜くネジ締めて終了。