スパーダ250 MC20 ヘッドライト水洗いとLEDバルブ交換

スパーダ250のヘッドライトは3年前に純正160φから汎用品の180φに変えている。同時にバルブもLEDに変えたのだが、交換後約16000Km程走り最近ハイビームの調子が悪い。少し前からハイビームに切り替えると即座に点灯せずフワッと点灯する感じになり、一度点灯させると次はパッと点く。そして先日のツーリングでも更に点灯に時間がかかるようになり、通常の明るさになるまで2秒程かかるようになってきた。

このバルブは前面に冷却ファンが付いているが、使い始めて間もなくモーターの軸受けに使われていると思われるオイルが熱で蒸発するようで、ライトレンズ面で冷えて液体化するのかしずくの様なものが付いてしまう症状があり、これまでに数回レンズを洗っている。

最後にレンズ洗ったのは1年ほど前か?そういえば今もレンズ内が少し汚れているので

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まずレンズ外して中性洗剤で洗う。

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下手にブラシとかスポンジ使うとメッキが剥がれるので、単に洗剤と水だけ使いレンズを振って洗う
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あとはしっかり水洗いして洗剤を落とし
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水滴を吸わせる程度にキッチンペーパーで撫でて、中が乾くまで一晩放置。

次にLEDバルブのハイビームがフワッと点灯する件、電圧や電流制限する回路が実装されているが、部品的にコイルの奥にある電解コンデンサーの容量抜けかな?でもそれならローも影響しそうな気もするな、、とりあえず分解したいがコネクター付近が樹脂で固められているので

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寿命と割り切って素直に交換する。RGV250で採用したバルブにしたいのだが、スパーダの場合コネクター裏にクリアランスが無く放熱性も悪いため不適切、色々調べているとファンモーターがボールベアリングになった同タイプのLEDが車用2個セットで安く売られていた、発光チップも変わっているけどが25/25Wで同じ、これならレンズ汚れないのでは?とポチッった。

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物が届いたので比較。

左が新、右が旧、見るからにチップは別物で発行面積が横方向に広い、ファンモーターも別物、旧型にはe-auto funの印刷があるけど新型には無い。

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筐体や回路は同じみたいだ、早速車体コネクターに接続して点灯させると、ファンモーターがブギィーンと、、まさかの爆音、、もう1つのバルブは静か、というわけで1つ不良品でした。

返品面倒だし、とりあえずカバー外すとファンモーターがガタガタ、よく見ると

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筐体との間に隙間がある。ファンモーターはネジ2本で付いているけどキチッと締め込まれていない、製造不良ですね。ネジ締めたら静かになったのでOK。

明るさも充分で前よりも明るく横幅も広くなったので満足、当然ハイビームもパッと点く。車体に組み込んで、見た目も従来通りに戻った。

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さて、これで一通り直ったし今後レンズ内が汚れないことを祈る。