VT250スパーダ 充電器で電装パーツの消費電力測定
3週間ほど乗っていないVT250スパーダ、とりあえずバッテリーの電圧も下がってきたかと思い充電器を繋いだ。
この充電器は昨年秋にアマで買った物で12/24V兼用、最大出力8Aで、リアルタイムに電流と電圧が表示されるのも魅力。
接続間もなく14.4V出力で0.5A程なのでバッテリーは殆ど減ってないね。そして数分で充電完了。
と、ここでふと気になった。
この電流計ってリアルタイム(多分1秒間に5回ほど値更新)に表示値がされる。って事は充電中に負荷かかけたら電装品の実際の消費電力測れるね。
もちろん校正された計測器では無いので参考値程度だけど、実力把握しておけば何かの役に立つかも。という訳でバッテリーほぼ充電完了から測定開始した。
キーオフ無負荷(バッテリー負荷のみ)
→14.4V 0.2A これを基準として
■キーオンのみ=約4.3W(0.3A)
CDIスタンバイでニュートラル(LED)とオイル警告灯(LED)及びETC(JRM-11)通電状態で充電器は14.4V 0.5A表示。
なので基準の0.2引いて0.3Aに電圧14.4V掛けたら
=約4.32W
エンジン掛けたら点火コイルの消費も増えるのでもう少し上がるだろうけど、他の電装類の消費電力測定とは関係無いので無視する。
次にブレーキランプ(LED2系統)点灯すると電圧そのままで1.1A表示。なので車体全体=約12.96W、キーオン時のみの電力4.32引いたら
■ブレーキランプのみ=約8.64W(0.6A)
やはりLEDは消費電力低いね。
という感じで一通り電装品単体の消費電力を計測。
次にポジションONでメーターLEDとテールのポジションLEDのみ点灯すると
■ポジション系統(メーターLED+テールLED)=約10W(0.7A)
■フォグ=約43.2W(3.0A)
■ヘッドライトロー(LED)=約57.6W(4.0A)
■ヘッドライトハイ(LED)=約59W(4.1A)
■ウインカー(LED)点灯時=約5.8W(0.4A)
ENDURANCEの電圧計付き5段階グリップヒーターは負荷かけると電流が0.3Aほど変動するので、多分FETをデューティ制御しているのだと思う。
■グリップヒーター5(最大)=約74W(5.2W)
■グリップヒーター4=約69.1W(4.8W)
■グリップヒーター3=約63.4W(4.4W)
■グリップヒーター2=約54.7W(3.8W)
■グリップヒーター1=約17.3W(1.2W)
ここで車体最大を測ろうかと思ったけど、単純に上記の電装単体値足したら約14Aで充電器の能力超えるのでやめました。