RGV250Γ VJ21A キャブレター交換して青山高原プチツー

アイドリングからアクセル開度1/8あたりまでが右バンクだけちょっぴり濃い目。走行には全く影響無いし直す必要無いレベルだが、出来れば左右バランスはビシッと合わせたい。

セッティング詰めようと思うが、今のキャブより昨年末にメンテした予備キャブの方が全体的に程度良いので、ひとまず交換する事にした。

予備キャブもJ型用のTM32SS、ジェット類やニードル及びニードルバルブはキースター製らしく、まだ真鍮の輝きもあり新しい。セッティングは純正と同じになっている。

まだ油面調整していないので早速調整開始、キャブの吸気口を上向き30°にして、ボディーのCORP.の「.」マーク下から垂直に7.1±1mm下の位置に油面がくる様にフロート調整する仕様だが、30°ってのがちょい面倒、どうやら車体を水平にした時の左バンク側が30°になっているみたいだ、ちなみに自分はスマホの角度センサーを利用した適当なアプリを代用し、傾斜万力に挟んで角度調整している。横軸は糸にナット括って吊して糸のラインとバルブ面で調整

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後は廃油口にホース繋いで上向きにして、ドレンボルト緩めて燃料入れて、測ってダメならまた燃料抜いてフロート調整の繰り返しx2機

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これでドンピシャなんだが、写真ではノギスが手前にあるのでズレて見えます。

次にニードルクリップ位置、旧キャブでは下から3番目にしていた、これは劣化して口径の広がったメインジェット類に合わせた結果なので、そのままでは薄くなるかも、、とりあえず旧キャブからメインジェットとノズルを外し、予備キャブのそれらと比較してみた。

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メインジェットはどちらも#200、精密ドリルの1.247を入れると、旧キャブの純正ジェットはガタガタで、1.28もギリギリ通る

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予備キャブは1.247でほぼガタ無し
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て事は旧キャブのメインジェットは#210あたりの口径になってるって事だな、、

あとメインノズル側面の穴も旧キャブの方が口径が広く、比較すると全体的に痩せた印象だった。

ひとまずニードルクリップ位置は安全優先で純正指定の下から2段目に設定、車体に積んでオイルポンプ調整のうえエンジン始動して同調やら一通り調整し、エアスクリュー戻しはひとまず左1.9、右1.75戻しで落ち着いてリセット完了。まだ微調整は行っていないがフィーリングは前のキャブよりちょい薄かな?って感じ、

その後試走兼ねて青山高原までプチツー、200km程走行して燃費は17km/Lで申し分無し、まあ飛ばしてないし流れも良かったし

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青山高原の標高は750mくらいらしいが、少しアイドリング回転落ちる程度で特に問題無し、というか出発遅くて到着したのが16:30頃、めちゃくちゃ寒い!

帰ってエンジン冷やしてプラグチェック

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以前のキャブとは逆で、今度は右がちょい薄いかな、白煙も左の方がちょい多い気がするし、、まあもう少し走って様子見ます。