RGV250Γ VJ21A レストア28 シートクッション交換

フロントシートのゴムクッションが経年劣化でペシャンコになって硬化していたので交換する事にした。

88用のパーツナンバーが分からず海外パーツリストサイトで89用の物が分かったので同じと思い発注。

物が届き比較すると厚みが違いすぎる。。

左が88劣化品、右が89新品

明らかに別物だ。89はシートレールがフレーム別体に変更されているが、多分乗り心地改善のためにシートクッションの厚みを増し、シート固定爪位置も変更していると思う。こんな細かな部分まで1年で変更するとは、当時はすごいコストかけてたんだな。

クッションの取り付け形状は同じ、ただ88車体に組むにはシート後部の爪位置が低く、少々シートベースに負担がかかる。とはいえ粘りのある素材なので少し押し込めば取り付け可能。

88劣化クッション時はシートが若干ガタついたが、89クッションでは当然ガタ無くしっかりと付き、乗車しない場合は前側クッションが浮いている。乗車すると違和感は無く、以前はシートの端が沈みリアカウルを押し下げるためかカウルが軋んでいたが、クッション変更後は改善された。こんな細かい変更でも車体の印象が変わるのが面白い。