RGV250Γ VJ21A 排気デバイスサーボ オーバーホール
今日は雨、先日乗った時に異音が出だしたRGV250Γの排気デバイスサーボをオーバーホールする事にした。
久々にシートカウルとタンクを外し
マウントなどのネジを外して
スロットケーブルケースも邪魔なのでワイヤーを外し
サーボ(アクチュエーター)プーリーを外して単体の状態にする
これでキーOFF→C→ONの操作を行うと、無負荷なので異音も顕著…こりゃ間違いなくモーターのスピンドルだわ。
でもって、モーターの磁石ケースを外し(ケースの位相は重要なので、組む時に角度間違わないように覚えておく)中を見る。
スリーブベアリングだな、異音は磁石ケース側のこのスリーブか
ギアボックス側の軸のどちらかと思うけど
まあ多分ギアボックス側の方が負荷大きいので、こちらが異音の原因と思う。
コミュテータは特に摩耗してる感じも無いしまだまだ十分使えると思うけど、折角の機会なので綿棒とパークリで清掃しておく、ここは油付着すると接触不良起こすので要注意
次にギアボックス分解、アウトプットシャフトのサークリップを外してケースを開ける
アウトプットシャフトは位相検出用のボリュームに芋ねじで固定されているので、これを緩めて
分解
黒い金属ギヤを外してモーターのピニオンも外したいところだが、これは圧入されてるので下手に外さない方が良いな。
モーターの軸をグリスアップしたいけど、ここは5-56など浸透性の高いオイルではコミュテータ接点に付着して接触不良起こす可能性があるので避けて、お気に入りのスーパールブを使う。
と言っても直接軸にアクセス出来ないので、ピニオンギアとケースの隙間に爪楊枝でたっぷり塗り込んで
100均で売ってた極太ストロー(8Φ)を差し込み
口で吹いて圧力で軸に浸透させる戦法で挑んだ。
ついでに他のギヤの軸にもスーパールブを薄く塗って
モーターの磁石ケース側の軸にも飛び散らない程度に薄く塗り
あとは各部清掃してアウトプットシャフトもグリスアップして組み立てて動作チェック。
無事に静かになりました。
さーて次はタイヤ交換だな、とりあえずa14発注しておこう。