発煙筒よりも非常信号灯の方が良い？

数週間前の話、夜中に近所の峠道を車で通りかかったところ片側1車線の狭い道で見通しの悪い左コーナー途中の左溝に脱輪して立ち往生している車がいた。

こちらはスピード出してなかったものの夜間で暗いこともあり、もし対向来ていたら危ないところだった。

どうやら落ちたてっぽく、その車以外は誰も居ない、とりあえず自車を安全な場所に停めて救援に向かった。ドライバーは若い女性で車はレンタカーとの事、車内で保険とか連絡先の書類を探していたらしい。とりあえず交通量も多いし車内は危ないので車から離れるように伝えた。ドライバーは動揺して発煙筒に気が回っておらず、一声かけて発煙筒を焚いておいた。車はFFの小型車、溝に落ちてもハンドル切ってタイヤを溝の淵に当ててデフロックさせれば自力脱出出来る事が多く、過去に数回この方法で救出した事がある。ただ今回は前後輪両方落ちて車体はガッツリと接地しており、トライしたものの自力では上げれなかった。残念(>_<)

牽引ロープが有れば引き上げれるけど今乗ってる車には積んでない、仮に積んでたとしても場処的に交通整理しないと危なくて作業出来ない、ドライバーがレッカー呼んでいる間に別で通りかかった車が救援に来てくれた。

これで男2人、一か八か2人でトライしたけどやっぱ無理、と、かれこれ5分ほど経過した頃に発煙筒は燃え尽きた。ここで自分の発煙筒焚こうかと思っていると、もう一人の救援者がLEDの非常信号灯を持ってきた。でも点け方が分からないとの事で見たところ、尻の黒い部分を少し緩めると点滅する仕組み。これ良いなあ、と思いつつ自分は携帯のLEDで代用し、警察来るまで交通整理。かれこれ20分程で警察が来たのでバトンタッチして自分は引き上げた。。

というわけで、LED非常信号灯が気に入ったので購入することに、ついでに牽引ロープとブースターケーブルも1台分足りなかったので追加。

発煙筒は5分程度しかもたないけど、非常信号灯なら20時間ほどもつらしい、車検的には国土交通省保安基準適合品なら発煙筒の代わりになるので入れ替えてもOK。とはいえ車内は熱くなるし電池の液漏れとかで死んでたらアウトなので、自分は発煙筒も積んでおく。

とまあこうして準備したので、出来れば自分以外の救援に使いたいものだ。