友人のRZ250R修理

本日は友人のRZ250Rを復帰させるため、約1時間半ほどスパーダで走って出張修理に行ってきました。

RZ250Rの症状は抱き付きで、約一年半ほど前に高速走行中に高速域でアクセル戻した際にリアロック&エンストしたらしく、いわゆる「戻し焼き」ってやつです。高温のピストンとシリンダーに対して急にスロットルOFFすると冷却が追いつかずにピストンやリングが熱膨張してシリンダーとのクリアランスが保てず油膜切れして焼き付く2st特有の嫌なパターン。。幸いキックは降りてエンジンも始動したのでそのままツーリング継続し、一応自宅まで帰れたとの事。その後エンジン下ろしてみると右バンクがこの状態

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ファーストリング砕け散ってるし、、よくまあこれで無事に帰って来れたもんだw

運悪ければピストン穴開いたり完全に焼け付いてキック降りなくなるので、不幸中の幸いですね。

その後オクでエンジン落札して自分で載せ替えたものの、スロットルワイヤーとオイルポンプワイヤーの引き回しや調整でトラブってるとの事で助っ人として参戦です。

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ワイヤーの引き回し修正とキャブの軸合わせや同調及びワイヤー調整とオイルポンプ調整だけ手伝いましたが、後は比較的すんなり作業が進み、約一年半ぶりに走れるかな?な状態になりました。

オク落札エンジンですが、写真では腰上には問題無さそう、腰下の見えない部分は出品者の評価や文章から判断するしかありませんが、いずれにせよギャンブルです。。

で、結果は?

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エンジンもミッションもクラッチも問題なし、無事走行できて近所を軽く走ってきました。若干下部からギアオイルが漏れてる?みたいだけど、クラッチカバーのガスケットかシフトシャフトのシールかな?これは一度パークリで一通りクリーニングして出どころ調べる必要がありそうです。まあとりあえず復活して良かった。